統一行

 

統一とは、自己の想念が自己の本心、つまり神のみ心と一つになるために行なうものです。自己の想念を一つの目的に集中する、一般的な精神統一とは異なります。
自己の想念が自己の本心と一つになると、おのずから愛と真(まこと)と美の正しい行為が日常生活に現われてくるようになります。

「世界平和の祈り」による統一の行ない方

五井先生は、柏手や口笛、そして種々の印を結んで統一指導をされました。現在では、その統一指導を収録したカセットテープまたはCD を聴きながら、統一を行なうことができます。

  1. 初めに、如来印(にょらいいん)を組み、正しい姿勢を保ちます。
  2. 次に、五井先生の発声に合わせ、「世界平和の祈り」を祈ります。
  3. そのあと、五井先生の口笛、柏手を聴きながら、心の中で、静かに「世界平和の祈り」を祈りつづけます。 統一中に現われてくる雑念はすべて「消えてゆく姿」であると思い、雑念を追わず、とらわれず、「世界平和の祈り」を祈りつづけます。雑念はおのずと消えてゆき、いつしか神のみ心と一つになってゆきます。

五井先生による統一指導のカセットテープまたはCDをご希望の方は 下記の頒布品案内へ

統一指導の時間は10分前後です。

如来印の組み方

如来印は、自分の本心とつながるための印で、統一をする時には、この印を組んだままで行ないます。まず、図のように親指と人差し指で輪をつくります。
次に、両手の輪を鎖のように結び、手の平が天を向くようにして軽く膝の上に置きます。
手の平は左右どちらが上でも構いません。また、輪をつくる時、左右どちらの親指が上になっても結構です。toitsu1

統一の姿勢

統一は、原則として正座、または椅子に腰掛けて行ないます。如来印を組み、背筋を伸ばします。
あごを軽く引き、肩の力を抜きます。顔を正面に向け、軽く目を閉じます。
統一が終わるまで、この姿勢を保ちます。
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